侵攻前と現在のウクライナの落差が痛ましい…比較写真が伝えるロシアの残虐さ【画像集】

たった6週間余りで、ウクライナの一部は跡形もなくなってしまった。
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ロシアの侵攻前と現在のウクライナの写真や動画が、SNS上でシェアされている。その比較写真を見ると、戦争によるウクライナの被害の大きさが痛いほど伝わってくる。

ウクライナはここ数週間、ロシア軍の残虐行為によって変貌を遂げているが、この侵攻がさらに攻撃的になるのではないかと懸念されている。

マリウポリで化学兵器が使用されたという未確認情報や、ロシアが東部を攻撃するために何万人もの軍隊を集めているとの主張の最中、国連は侵攻以来ウクライナの子どもの半分以上が避難していると発表した。

これらの写真や動画からは、ウクライナの荒廃が手に取るように分かり、彼らの生活が完全にひっくり返ってしまったことが伝わってくる。

例えば、ロシア軍に狙われている多くの都市の1つ、ブチャ。4月初頭に部隊が撤退した後、人道支援活動家やジャーナリストが多くの遺体が残されているのを発見し、大きな話題となった。

特に、ハリキウで生活を一変させられた家族の映像は、SNS上でも様々なユーザーからシェアされ、人々の心を打った。

ウクライナのオフィスを撮影したという別のTikTok動画では、従業員たちが日常生活を送る様子が映し出されていたが、その後には崩壊し廃墟と化したビルが映された。

ここ数週間で戦時下の勇敢な指導者としての頭角を現しているウクライナのゼレンスキー大統領も、Twitterでシェアされた写真では、戦争で大きく変化したように見える。

別の動画では、マリウポリの子どもたちがふざけている様子が映されていたが、その学校は「想像を絶する砲撃や封鎖」によって建物が完全に破壊されたという。

ウクライナの建物がいかに破壊されているかを示す衝撃的な画像もネット上で拡散されており、それらの写真は多くの場合、ほぼ何の説明文もなくSNSに投稿されている。

ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。