JR西日本は8月13日、台風10号の状況によっては15日の山陽新幹線の運転を、終日見合わせる場合があると発表した。
詳しい運転計画については14日午前11時に発表するという。
また、JR東海も15日の東海道新幹線の運行について、山陽新幹線と直通する列車を中心に列車の本数を減らす可能性があると発表した。
台風10号が、お盆のUターンラッシュに大きく影響する可能性がある。
■台風の進路はどうなる? 大雨の予想
台風の進路はどうなるのか。
気象庁が13日昼前に発表した情報によると、超大型の台風第10号は、13日午前9時時点では種子島の南東にあり、14日から15日にかけて強い勢力で西日本に接近、上陸するおそれがあるという。
東日本と西日本の太平洋側を中心に、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となりそうだ。
13日昼過ぎから激しい雨となり、台風の接近にともなって14日から15日にかけて台風本体や周辺の発達した雨雲が流れ込むため、雷をともなった猛烈な雨の降る所があり、西日本を中心に雨量がさらに多くなる見込みだという。
15日以降も、南から暖かく湿った空気が流れ込むため西日本から東日本の太平洋側を中心に広い範囲で雨が降る可能性があり、気象庁は暴風や高波、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけている。
UPDATE:2019/08/13 17:50 東海道新幹線についての情報を加筆しました