来週 台風6号の動きに注意
4日午前3時、カロリン諸島で発生した台風6号(ノウル)。海水温の高い海域を進むため発達しながら西進し、このあとは徐々に北上。来週(10日頃)から日本の天気に影響する恐れがでてきました。日本の南には前線が停滞するため、台風+前線=大雨になる可能性も。来週は台風の動きに目が離せません。
台風 今年は早いペースで発生
4日午前3時、カロリン諸島で発生した台風6号。今年は台風が早いペースで発生しています。5月までに6個発生するのは珍しく、1976年以来、39年ぶりの早さです。この先は、海水温29度以上の高い海域を進むため、強い勢力に発達。しかも、今は西へ進んでいますが、このあとは北上センスが濃くなってきました。つまり、ということです。
※台風の接近とは・・・台風の中心がある地点、もしくはある地域(予報区など)の境界線(県境・海岸線)から
半径300km以内の域内に入ること。
5月の台風接近 2年に1度ペース
5月に台風が日本へ接近?!と聞くと、びっくりされる方も多いと思いますが、過去30年(1981年~2010年)の5月の接近数をみると2年に1度のペースで接近しています。今回も南西諸島などに接近する可能性はありますので、今後の動きに注意が必要。また、来週(10日前後から)は日本付近に前線が停滞しやすいため、前線に向かって、熱帯育ちの台風から暖かく湿った空気が流れ込み前線の活動が活発になる可能性があります。前線+台風=大雨のパターンです。今後の台風情報にご注意下さい。
気象予報士
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職業も客室乗務員→気象予報士と空つながりです。
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