10月28日(日)9時現在、猛烈な勢力の台風26号(イートゥー)は、フィリピンの東の海上を西進しています。
沖縄では、台風に向かって北よりの風がやや強く吹いていて、沿岸では波が高くなっています。
▼台風26号 10月28日(日)9時
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 猛烈な
移動 西 20 km/h
中心気圧 915 hPa
最大風速 55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 75 m/s
沖縄は強風や高波に注意
台風の中心からは離れているものの、沖縄ではうねりを伴った高波に注意が必要です。
台風は猛烈な勢力を維持したまま西進を続けていて、今日28日(日)はは沖縄本島地方で波が高くなっています。明日29日(月)になると、先島諸島で波が高くなる予想です。
南シナ海を北上か
台風は、あす29日(月)の夜から、非常に強い勢力でフィリピンへ接近する予想です。先月、台風22号により大きな被害が出たルソン島北部では、再び大荒れの天気となるおそれがあります。
複数の気象シミュレーションモデルを比較すると、台風はフィリピンに上陸後は南シナ海へと抜け、進行方向を北寄りに変える可能性が高くなっています。
その先の進路や勢力はまだ不確定なため、日本への影響についても精査中です。今後も最新の情報に注意してください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風26号のイートゥー(Yutu / 玉兎)は、中国が提案した名称で、民話に登場する月のうさぎのことです。