気象庁は7月25日、日本の南の太平洋上で台風12号が発生したと発表した。週末の28〜29日にかけて関東など本州に接近・上陸する恐れがある。
28〜29日は、各地で花火大会や大型イベントなどが開催される予定で、台風による影響が懸念される。
28日は、東京の夏の風物詩、隅田川花火大会の開催日だ。
今年で41回目となる同大会だが、荒天の場合は翌日29日に順延となる。両日とも実施できない場合は中止になるという。
隅田川花火大会実行委員会によると、実施可否については、開催日当日の午前8時に公式Twitterで発表されるという。午前8時に判断がつかない場合は午前10時に発表されるため、こまめに情報をチェックしてほしい。また、テレビ東京でも実施可否がテロップで表示される予定という。
【UPDATE:隅田川花火大会実行委員は、同大会を29日に順延すると発表した。29日の実施可否については、28日18時に公式Twitterで知らせるという。】
また、東京・八王子では八王子花火大会が、立川では立川国営昭和記念花火大会が28日に開催される予定だ。八王子花火大会は荒天の場合は中止になり、順延はない。立川国営昭和記念花火大会は小雨決行で、荒天の場合は翌日29日に順延されるという。【UPDATE:26日、立川まつり国営昭和記念公園花火大会の中止が発表された。延期もないという】
また、27日から29日までの3日間は、新潟県湯沢町の苗場スキー場で日本最大の音楽フェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL '18」も開催される。
フジロックと台風といえば、山梨県富士天神山スキー場で開催された第1回目では大型台風に見舞われており、2日目が中止となった。Twitter上では、「第1回フジロックが再来するのでは」という声も上がっている。
フジロックの公式Twitterアカウントは「今後の台風情報にご注意ください」と呼びかけている。