横浜市のペットショップ「マスターオブドラゴン」で、極めて珍しい2つの頭を持つシマヘビが10月4日から展示が始まった。発見者から同店が譲り受けたものだという。シマヘビは日本の固有種で毒はない。
同店のFacebookによると、双頭のヘビが生まれる可能性は野生環境下では天文学的な確率だという。同店では「元々普通のヘビよりは寿命は短いでしょうからどこまで生かし育てられるかも未知ですが、毎日慎重にお世話をして観察して行きたいと感じています」と書いており、今のところ販売予定はないという。
マスターオブドラゴンは、 爬虫類、両生類、魚類などを販売するペットショップ。毎週月曜と水曜が定休日だ。
日本蛇族学術研究所・主任研究員の堺淳さんは「双頭のヘビは、一卵性双生児が発生段階で完全に分離しないまま成長した奇形で稀に発生します。二つの頭が別々の行動をしようとするため、うまく餌を採ることができず、長期間飼育するのは難しいでしょうね」と、ハフポスト日本版の電話取材にコメントしている。
■関連画像集(変な生き物)
(※スライドショーが開かない場合は、こちらへ)