「安保法案反対デモで孫が死んだ」とTwitterに噓の投稿→発信者の情報開示命令

肖像権の侵害に当たるとして、東京地裁に投稿者の情報の開示を求める仮処分の申請をしていました。
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Twitterに1歳の娘の写真を無断で転用されたうえ、「安保法案反対デモで孫が死んだ」と嘘の書き込みをされたとして、新潟市の30代の夫婦が、Twitter社に対して発信者の情報開示を求め、認められた。東京地裁はIPアドレスなどの開示を命じたという。10月14日、産経ニュースなどが報じた。

NHKニュースによると、申し立てをしていたのは新潟市に住む大嶋陽さんとその妻。7月にTwitterに、大嶋さんの娘の写真が無断で添付された下記のような投稿がなされていた

「【拡散希望】安保反対国会前デモに連れていかれた、我が孫、聖羅が熱中症で還らぬ人になってしまいました。あの嫁はゆるせません。わたしたちは何度も聖羅を置いてくように話したのですが…。聖羅は何度も何度も帰りたい、と母に泣いてたそうです。」

虚偽ツイートに使われた写真は、2014年8月のもの。虚偽ツイートに使われた名前は架空のものだったが、ツイートが拡散したため、大嶋さん側が肖像権の侵害に当たるとして、東京地裁に投稿者の情報の開示を求める仮処分の申請をした。

大嶋さんらは今後、開示されたIPアドレスを元に、プロバイダーに投稿者の開示を求めるという。

なお、虚偽投稿を行ったツイッターの最終更新日時は、10月13日午後10時2分となっている(14日午後6時現在)。

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