Twitter社は2月8日、迷惑アカウントを排除する新しい対策を実施すると発表した。これにより、迷惑行為を繰り返してアカウントが凍結されたユーザーが新たに別のアカウントを作ることができなくなるという。
同社のエンジニアリング部門のエド・ホー氏は、同社の公式ブログで「誰かを罵る発言や、嫌がらせ行為が多くの自由な声を封じ込め、言論の自由が危険にさらされる。我々はそれを容認しない」との声明を発表している。
今回の対策では、Twitter側によってアカウントを永久的に停止されたユーザーが特定され、そのユーザーが新しいアカウントを作ることができなくなるようになるという。
Twitter上では、「捨て垢」と呼ばれる罵倒や嫌がらせのためだけにアカウントを作成する行為が見られるが、同社は「こうしたケースを減らすことができる」としている。
また、ブロックもしくはミュートにしたアカウントのツイートが検索結果に出ないようにする「セーフサーチ」や、嫌がらせの可能性があるなど、関連度の低いツイートの表示が控えられるなどの対策なども導入されるという。
AXIOSのレポートによると、Twitterの元CEO、ディック・コストロ氏は、2月にロサンゼルスで行われた会議で、「できることなら、時計の針を2010年に戻して、もっと厳しい行動規制を導入したい。Twitterプラットフォーム上での罵声を減らすべきだった。私にはその責任がある」とする反省の弁を述べた。
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