たいていの過激なトルネード・ハンターは、できる限り竜巻に近づく。
しかし、ケリー・ディレイは違う。先週、5つの竜巻がコロラド平原に降り立ったときも、安全な距離を確保した上で撮影に挑んだ。1つだけではなく2つの竜巻が、巨大な積乱雲「スーパーセル」の下でダンスする息を飲むような写真を撮影した。
「僕が嵐を追いかけるときは、全体像を見れるように背後に控えるときが多いんだ」。ディレイは写真ブログのPetaPixelで語った。「竜巻が生まれるときには、それ自体ではなく全体の写真に興味があるんだ」
あるとき、ディレイは竜巻から2〜3マイル(3〜5km)の距離にいると見積もり、広角レンズで撮影した。彼は、接近する竜巻を映像で捉えたときのことを、WIREDに「信じられないほど強烈な経験だった」と明かした。
「僕が振り向いたとき、歯はひどく震えてカチャカチャと、音を立てていました。あらゆる感情はコントロール不可能でした」と、彼は語った。「それは恐怖ではなく、まさに強烈なアドレナリンでした」
ディレイは、このときの写真を「生涯の一枚」と呼んでいる。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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