[チュニス 22日 ロイター] - チュニジアのカイドセブシ大統領は22日、チュニジアの首都チュニスで起きた博物館襲撃事件の実行犯が3人組だと明らかにし、現場で射殺された2人のほかに1人が逃走していると述べた。
18日に発生した襲撃事件では、日本人3人を含む外国人観光客20人とチュニジア人3人が死亡。これまでに、事件に関与したとされる20人以上が逮捕され、中にはシリアやリビアでイスラム過激派と活動し、最近帰国した者も含まれるという。
カイドセブシ大統領はテレビインタビューで、監視カメラの映像などから「実行犯が3人だったことは間違いない」との見方を示し、「遠くには行っていないだろう」と語った。
事件をめぐっては、過激派組織「イスラム国」がインターネット上に犯行を認める音声声明を公開。一方、チュニジアのアルカイダ系グループも事件に関与したと主張している。
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