手のひらサイズの「トランプ像」が登場。そのぶっ飛んだ使い道に、全米がざわついた。

作者「公共サービスの意味合いもある」
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ニューヨークに現れたトランプ像
Latestly

アメリカ・ニューヨークに登場した「ドナルド・トランプ大統領の銅像」が、物議を醸している。銅像の下に、「PEE ON ME」(おしっこしてね)というサインが一緒に置かれていたからだ。

VICEなどのアメリカのメディアが報じている。

問題の像は、ニューヨーク中心部のブルックリンに登場。若かりしころのトランプ氏をモデルにしており、芝生の上に置かれている。写真から判断すると、手のひらサイズぐらいと思われる。

銅像を置いたのはフィル・ゲーブルさんで、PR目的だけではないと語る。設置した意図について、gothamistに次のように説明している。

「この像は、犬の飼い主に対する公共サービスという意味合いがあります。犬は、別の犬がおしっこした場所におしっこをしたがる習性があります。彼らがおしっこしてもいい場所を提供することで、周りの人の迷惑となる場所でおしっこするのを防ぐことができます」

銅像はブルックリン内に5つほど置き、犬のおしっこを誘発するため、トイレしつけ用のスプレーを撒いたという。

ゲーブルさんは一方で、「この作品は、トランプ氏の大統領や人としての品格に対する、私の個人的な反感から来ています。みんなも感じているであろうこの気持ちを、面白おかしく表現する機会だと思いました」とも説明している。