アメリカのドナルド・トランプ大統領は2月24日、メリーランド州ナショナル・ハーバーで開催された保守派最大の年次イベント「保守政治行動会議(CPAC)」で演説し、メディアを改めて批判した。
トランプ氏は、メディアを「アメリカ国民の敵」と呼んだという報道は実は誤報で、敵とは「フェイクニュースのことだ」と主張した。しかし、トランプ氏はニューヨークタイムズ、CNN、NBCといった報道機関に「フェイクニュース」という烙印を押している。
トランプは、自分は「フェイクニュースを批判する権利」は合衆国憲法修正第1条で守られていると主張した。
「メディアが言うには、修正第1条を盾にして我々が不誠実な報道を批判してはならないということだが、私は憲法修正第1条を愛している。他の誰よりも」と、トランプ氏は語った。
トランプ氏は、報道機関は匿名の情報源を基に報道すべきではない、とも語った。しかし、大統領自身が、明らかに間違った主張をする時、匿名の情報源を使っている。
トランプ氏のコメントは、CNNへの当てこすりとみられる。CNNは、ホワイトハウスがFBIに「大統領選でトランプ陣営はロシア当局の関係者と接触したことはなかった」と発表してほしいと要請したが、FBIが拒否した、と報じている。
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
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