「すべての愛に平等を」東京レインボープライド2018が開幕

ゴールデンウィークをレインボーウィークに。
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LGBTに関する日本最大級のイベント「東京レインボープライド2018」が開幕。東京都渋谷区にあるhotel koe tokyoでオープニングレセプションが行われた。小池百合子東京都知事からは「温かく、優しさ溢れる都市に向けて、このイベントの成功を祈願しています」と祝辞が届いた。

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今年のテーマは「LOVE&EQUALITY」

今年のテーマは「LOVE&EQUALITY すべての愛に平等を」。NPO法人東京レインボープライド共同代表の山縣さんは「私たちが未来に求めるのは、特別な権利や、特別な豊かさではありません。マイナスをゼロに。同じことを、同じように。愛する人を、自由に愛する。そんな、あたりまえの「平等」を、 実現したいだけなのです」と、テーマに込められた思いを語った。

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東京レインボープライド共同代表の山縣真矢さん
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昨年は約11万人が参加した東京レインボープライド。今年はキックオフとなるオープニングレセプションを皮切りに、4月28日から5月6日までを「PRIDE WEEK」と称し、80本のイベントが各地で開催される。

5月5日、6日は「PRIDE FESTIVAL」。代々木公園イベント広場で、様々な企業・団体のブースやステージでイベントが催される。最終日6日は、37のフロートが渋谷の街を練り歩く「PAREDE」が行われる。そして東京レインボープライドのラストを飾るのは、長年LGBTコミュニティを応援している浜崎あゆみさんのスペシャルライブだ。

東京レインボープライド共同代表の杉山文野さんによると、整理券1000枚にたいして、すでに1万人以上の応募がきているという。

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アクションにつなげてほしい

オープニングレセプションでは、2020年の東京オリンピックに絡め「LGBTと東京五輪2020」というテーマでトークショーも行われた。ゲストとしてタレント・元なでしこジャパンの丸山桂里奈さん、国際フェンシング連盟理事・公益社団法人日本フェンシング協会会長の太田雄貴さんが登壇した。

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丸山さんは、中学時代に幼なじみがトランスジェンダーであることを打ち明けてくれた経験を持つ。「最初はびっくりしたけれど、話を聞いている間に『こういう素直な生き方があるんだな』と思って、私は偏見がなくなっていきました。まずは、LGBTを知るというのが大事だと思います。2020のオリンピックの舞台で、全ての人が活躍できるように盛り上げていきたいです」

太田さんは、「自分は自分なんだから別にいいじゃんと思うこと、そして自分らしく生きるひとを許容すること、その両方がダイバーシティの上で重要」だと語る。

「東京オリンピックも、ひとつのお祭りにしか過ぎないと僕は思います。そのあとの日本がどう変わっていくかが大事です。行動にこそ価値があると思うので、間違っても良いです、LGBTに対する思いを、ぜひアクションにつなげていってほしいと思います」。

ゴールデンウィークをレインボーウィークに。東京レインボープライドは5月6日まで開催。詳細は公式WEBサイトからチェックできる。

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東京レインボープライドでは、公式のFacebookプロフィールフレームを制作している。期間中は、以下のURLから「東京レインボープライド」と検索すると誰でもこのフレームを自分のプロフィール画像につけることができる。