東武鉄道野田線2014 -8000系に大凧あげ祭りヘッドマークを掲出-

東武と埼玉県春日部市では、2014年4月16日より、東京地下鉄半蔵門線及び東京急行電鉄田園都市線直通用の50050系、野田線用8000系の各1編成にシール式の大凧あげ祭りヘッドマーク(以下、ヘッドマーク)を掲出した。
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東武鉄道(以下、東武)は野田線用の8000系1編成に大凧あげ祭りヘッドマーク掲出のほか、意外なものも“仮貼付”されていた。

■2年連続2回目の大凧あげ祭りヘッドマーク掲出

東武と埼玉県春日部市では、2014年4月16日より、東京地下鉄半蔵門線及び東京急行電鉄田園都市線直通用の50050系、野田線用8000系の各1編成にシール式の大凧あげ祭りヘッドマーク(以下、ヘッドマーク)を掲出した。50050系は南栗橋車両管区で貼付され、南栗橋14時21分発の急行(押上から各駅停車)中央林間行きより営業運転に就いた。一方、8000系は南栗橋車両管区七光台支所で報道公開が行なわれ、東武と春日部市職員立ち合いのもと、8000系1編成にヘッドマークの掲出作業を行なう。

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8000系ヘッドマーク掲出車には、東武アーバンパークラインのロゴも貼付されていた。「東武アーバンパークライン」というのは野田線の路線愛称で、4月1日に導入した。現在、野田線用の10030系と60000系はロゴの貼付を完了している。

「8000系にもついたんですか?」

「あくまでも仮です」

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車体側面に仮貼付された東武アーバンパークラインのロゴ。

私が東武広報に尋ねると、今回のために仮貼付したという。野田線用8000系の東武アーバンパークラインロゴは近いうちに“本貼付”を開始し、5月以降に完了する予定だ。

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ヘッドマークはすでに掲出されていたように見えるが、貼付位置を決めるため、透明のカートンテープで仮どめ。報道陣の撮影終了後、作業員2人が8000系の貫通扉付近に現れた。1人は脚立に乗る職人、もう1人は助手といったところ。

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ヘッドマークの掲出作業は霧吹きを裏面にかけて、空気が入らないよう綺麗に貼る。貼り終えると、ふきんでその周囲をふき、メジャーでタテ、ヨコの長さを確認し、問題がなければここで終了する。雨が降るとうまく掲出できないため、屋外で作業する場合は晴天に限られている。雨の日に作業しなければならない場合は、車両基地の建屋で行なう。

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8000系ヘッドマーク掲出車は、東武アーバンパークラインのロゴを消した状態で、七光台17時30分発の各駅停車柏行きより営業運転に就いた。

■東武&朝日バスに乗って、大凧あげ祭りに行こう!!

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2014年の大凧あげ祭りは、5月3・5日に春日部市の江戸川河川敷(宝珠花橋下流)で開催される(5月4日は第26回春日部大凧マラソン大会を開催)。春日部市商工観光課によると、大凧あげに適した風は15時頃に吹くことが多いという。

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会場へは春日部(伊勢崎線、野田線)、東武動物公園(伊勢崎線、日光線)、南桜井(野田線)から朝日バス(社名は朝日自動車)に乗り換えるので、そのルートを御紹介しよう。

【春日部駅から】

春日部東口を下車すると、朝日バスの停留所がある。関宿中央ターミナル行き、関宿はやま工業団地行き、境車庫行きのいずれかに乗車し、大凧会館入口で下車。運賃は大人450円。春日部駅東口―大凧会館入口間の所要時間は40分前後(イオンモール春日部経由の場合)。

春日部市商工観光課によると、大凧あげ祭り開催期間中は増便される予定。ただし、このバスは国道16号線を通るため、渋滞に巻き込まれる可能性はある。

【東武動物公園駅から】

東武動物公園を下車し、東口を出てすぐのところに朝日バスの停留所がある。関宿中央ターミナル行きに乗車し、大凧会館前下車。運賃は大人450円。東武動物公園駅―大凧会館入口間の所要時間は約25分。

【南桜井駅から】

春日部市商工観光課がお勧めしているのは、南桜井駅からの直通シャトルバス利用だ。

停留所は南桜井駅北口を出てすぐのところにあり、大凧あげ祭り開催期間中は、直通シャトルバスを15分間隔で運転。南桜井駅発の第1便は8時30分発の予定である。所要時間は約10分、運賃は大人100円、小学生以下は無料で乗車できる。

なお、大凧あげ祭り最寄りの停留所から、南桜井駅行きの最終便は17時15分発を予定している。

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東武沿線の観光地は、浅草、東京スカイツリータウン、日光、鬼怒川、

あしかがフラワーパーク、春日部の大凧あげ祭りなど多い。ゴールデン

ウィークは、東武の沿線に行ってみてはいかがだろうか。

★備考

・春日部市ホームページ「大凧あげ祭り(毎年5月3日・5日実施)」

・春日部市ホームページ「平成26年度大凧あげ祭りを開催します

・春日部観光協会ホームページ「大凧あげ祭り

・All About News Dig「東武野田線でいいのだ!

(2014年4月17日「Yahoo!個人」より転載)