トヨタが初優勝 ルマン24時間レース 上位を独占
自動車の耐久レース、第86回ルマン24時間は17日、フランス西部ルマンのサルテ・サーキット(1周13・626キロ)で決勝のゴールを迎え、トヨタは中嶋一貴らが運転した8号車が優勝、小林可夢偉組の7号車が2位となり、上位を独占した。トヨタは挑戦20度目で初優勝。日本車の優勝は1991年のマツダ以来で日本人ドライバーが運転する日本車がルマンを制したのは初めて。
ハイブリッド車2台で臨んだトヨタは予選で1、2位を独占。16日に始まった決勝では一度も首位を譲ることなく、8号車は388周を走り切った。3位は376周という圧倒的な内容で「完全優勝」を果たした。
ルマン24時間は1台の車を3人のドライバーが昼夜を徹して乗り継ぎ、その走行距離を競う。F1のモナコ・グランプリ(GP)、米国のインディ500とともに世界3大レースと呼ばれている。
(朝日新聞デジタル 2018年06月18日 00時40分)
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