もうすぐバレンタインデー。1人で過ごすには寂しい季節かもしれない。
そんな息子を心配したのか、ある母親が必死の行動に出た。
アメリカのメリーランド州、タウソン大学のキャンパス内で、"カラフルなマフラーをした50代女性"が校舎内で生徒に声をかけている、と生徒複数名から大学警察に通報があった。地元紙ボルチモア・サンやテレビ局CBSボルチモアなどが報じた。
女性は、生徒たちに携帯電話から息子の写真を見せ、デートしてくれるか?と質問してきたという。
被害にあったという生徒ら数名から通報を受け、大学内を管轄するタウソン大学警察は「不審者情報」を出して警戒を促した。生徒たちに送られた勧告には女性の写真へのリンクも貼られており、女性を知っていたり、もし話しかけられたらすぐに大学警察に電話するように、との内容が書かれていた。
大学関係者によると、女性は犯罪として捜査をされているわけではないが、とにかくこの行動を中止してほしい、とのこと。
「この勧告は、大学コミュニティーのみなさんの安全と安心に影響を及ぼす事件を報告し、意識を高めることが目的です」と大学警察は説明した。
CBSがインタビューした大学の生徒は、「こんな事されたら、恥ずかしすぎるよ」と苦笑いで答えた。