TOTOの元ベーシスト、マイク・ポーカロさん
アメリカの人気ロックバンドTOTOの元ベーシスト、マイク・ポーカロさんが3月15日、死去した。59歳だった。全身の運動神経が衰える難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患っていた。メンバーでキーボード奏者の弟、スティーブ・ポーカロさんがFacebookで明らかにした。
スティーブさんは「マイクは昨夜午前0時4分、彼の家族に見守られながら、自宅で眠るようにして逝った。兄よ、安らかに…」と記した。
スポニチは次の通り報じた。
「アフリカ」「ロザーナ」などのヒット曲で知られるTOTOは1977年結成。マイクさんは83年に加入し、07年から病気療養に入った。堅実にビートを刻む演奏スタイルで数多くのアーティストに信頼され、日本でも渡辺美里(48)のアルバム「Flower bed」(89年)のレコーディングに参加した。
バンドは08年の解散後、マイクさん救済のため10年に欧州各地でツアーを開催。昨年、3年ぶりの日本公演も行われた。
(元「TOTO」マイク・ポーカロさん死去 07年ALS発症 ― スポニチ 2015/03/16 11:20)
また、メンバーでギタリストのスティーブ・ルカサーさんはTwitterに「言葉にできないほど寂しい」と投稿した。
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