元航空幕僚長の田母神俊雄氏が8月23日にTwitterに投稿したコメントがおよそ2時間半で600件以上リツイートされるなど反響を呼んでいる。
田母神氏は9月3日に予定されている内閣改造で、自民党・石破茂幹事長が安倍晋三首相に安全保障法制担当相への就任を打診されていることについて触れ、「石破氏は総理にしてはいけない人だと思います」として、その理由に石破氏が靖国神社に参拝していないことをあげた。
田母神氏がこのツイートを投稿する前日の22日、石破氏が安保法制担当相への就任を辞退する意向を固めたとする報道があった。安保法制をめぐって安倍首相の考えと距離があることや、来年秋の自民党総裁選への出馬をにらみ、入閣に消極的な側近議員の意向を踏まえてのことだという。毎日新聞は次のように伝えている。
石破氏は22日、側近議員に対し、安保担当相の受け入れについて「安全保障のプロセスを含め、首相の考えとは隔たりがある」として、首相から打診されても受諾しない考えを伝えた。石破氏は来週中に首相と会談し、こうした考えを伝えるとみられる。
(毎日新聞「石破氏:安保相を辞退へ 安倍首相と意見相違」より 2014/08/23 09:19)
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