舛添要一前知事の辞職に伴う東京都知事選(7月14日告示、31日投開票)をめぐり、民進党はジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立する方針を固めた。野党統一候補として共産党などと調整するという。NHKニュースなどが報じた。
ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が、11日、民進党の岡田代表と会談し立候補したいという意向を伝え、12日午後にも、正式に表明することにしています。
(都知事選 民進党執行部 鳥越俊太郎氏の擁立方針固める | NHKニュースより 2015/07/12 06:00)
擁立候補をめぐっては、民進党東京都連は11日、元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)に出馬を要請。しかし、民進党執行部は水面下で別の候補へ出馬を打診。「グッド!モーニング」(テレビ朝日系)によると、こうした民進党の動きを受けて古賀氏は、出馬を辞退する意向を伝えたという。
一方、「はやドキ!」(TBS系)が民進党関係者の話として伝えたところによると、鳥越氏は「与党圧勝の参院選の結果に強い危機感を抱いている」として、立候補に強い意欲を見せたという。朝日新聞デジタルによると、すでに野党各党幹部が再調整に入っており、民進など野党幹部と、鳥越氏らが協議を重ねた結果、野党の統一候補として鳥越氏を擁立することで最終調整しているという。
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