トミー・ジョン手術とは ダルビッシュが決断、松坂大輔や藤川球児も経験

メジャーリーグのテキサス・レンジャースに所属するダルビッシュ有投手が17日に、右ひじ靱帯(じんたい)の修復手術(通称「トミー・ジョン手術」)を受けると発表した。
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SURPRISE, AZ - MARCH 08: Yu Darvish #11 of the Texas Rangers talks with teammates during the spring training at the Surprise Stadium on March 8, 2015 in Surprise, Arizona. (Photo by Masterpress/Getty Images)
Masterpress via Getty Images

3月13日、メジャーリーグのテキサス・レンジャースに所属するダルビッシュ有投手が17日に、右ひじ靱帯(じんたい)の修復手術(通称「トミー・ジョン手術」)を受けると発表した。復帰には1年以上を要する見通しで、今シーズンの登板は絶望的となった。

コトバンクによると、「トミー・ジョン手術」とは、損傷した肘の靭帯(じんたい)を切除し、そこに正常な腱(けん)を移植する手術。野球の投手が多く受ける。名称は、最初にこの手術を受けたアメリカの投手トミー・ジョンにちなむ。

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トミー・ジョン投手

毎日新聞によると、1970年代に米大リーグ、ドジャースのチーム医師だったフランク・ジョーブ博士(故人)が手法を確立した。

トミー・ジョンは手術を受けた翌1977年に20勝をあげた。ニューヨーク・ヤンキースに移籍した1979年からは2年連続20勝以上を記録した。

日本選手では過去に村田兆治氏、桑田真澄氏、現役では松坂大輔投手や和田毅投手、藤川球児投手らも手術を受けている。

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