13歳の女子中学生2人が5月9日夜、東急大井町線荏原町駅(東京都品川区)で急行列車にはねられた事故で、「死にたい」などと書かれた遺書らしき手書きのメモが現場から見つかっていたことがわかった。朝日新聞デジタルなどが報じた。警視庁では自殺とみて調べている。
手書きのメモは現場の駅のホームと線路上にあった2人の通学カバンからそれぞれ発見された。メモは一部はA4サイズでそれよりも小さいものもあった。いじめなどを伝える内容ではなく、「人間関係の悩みがあり、死にたい」などと書かれていた。2人はともに品川区立中学校に通う友人関係にあり、2人とも演劇部に所属していた。
列車の運転士などの目撃によると、2人は5月9日午後7時20分ごろ、制服姿で手をつなぎ、通過する急行電車に飛び込んだという。