2月25日に開催された東京マラソンで、ハーフマラソンの日本記録保持者の設楽悠太(26)が2時間6分11秒で2位に入り、日本記録を16年ぶりに塗り替えた。
2002年に高岡寿成がマークした2時間6分16秒の日本記録を5秒更新した。
設楽悠太、過去の活躍は?
設楽悠太は、ホンダの陸上競技部に所属する選手。埼玉県出身で、東洋大学時代は1万メートルの選手として活躍し、双子の兄啓太とともに12年と14年の箱根駅伝で総合優勝に貢献した。
個人としても、12年大会で7区の区間新記録を塗り替え、それ以降3大会連続で区間賞を受賞した。
男子1万メートル代表として2016年リオ五輪に出場したが、28位と奮わなかった。
その悔しさをバネに、17年9月に出場したチェコのウスティナドラベムで行われたハーフマラソンで、1時間0分17秒の日本新記録を樹立。10年ぶりに8秒更新した。
小池都知事、タレントから祝福の声
日本新記録に、兄啓太さんや大会を共催する東京都の小池百合子都知事、著名人から祝福の声が寄せられた。小池知事は「東京マラソン2018。日本新記録も出て、素晴らしい大会となりました」などと激励。
タレントの武井壮さんも「スケートに負けないように陸上も世界を取れる日を迎えて欲しいなあ。。」とさらなる飛躍を願う一方で、「オレも負けないように今年世界をまた取ってやろうかな。。」とライバル心を燃やした。
数多くの祝福メッセージに、本人もTwitterで「みんなありがとう!」と感謝をつづった。