飲食店のお酒提供と営業時間、東京都はどうなる? 1テーブル「4人」まで 【まん防適用、わかりやすく解説】

お酒の提供ルールや営業時間、人数制限など、東京都の要請内容をまとめました。
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【まん防】東京都の飲食店への要請内容
ハフポスト日本版作成

1月21日から2月13日まで、東京など13都県に「まん延防止等重点措置(まん防)」が適用されます。気になるのが、飲食店の営業時間やお酒の提供、人数制限などの要請内容です。

東京都では、どんな条件となっているのでしょうか?わかりやすくまとめました。

 

飲食店の営業時間とお酒の提供は?

東京都は、飲食店等に対し、21時まで又は20時までの営業時間の短縮を要請しています。認証の交付を受け、かつ提示しているかどうかで、対応が異なります。 

 

▶︎『徹底点検TOKYOサポート』プロジェクトにおける「感染防止徹底点検済証」の交付を受け、かつ、これを店頭に掲示している店舗は、(1)か(2)どちらかを選択できる

(1)営業時間:5時から21時までの間
    酒類の提供・持込:11時から20時までの間

(2)営業時間:5時から20時までの間
    酒類の提供・持込:行わない

▶︎「感染防止徹底点検済証」の交付を受けていない、又は掲示していない店舗

営業時間:5時から20時までの間
酒類の提供・持込:行わない

 

対象となるのは、居酒屋を含む飲食店、喫茶店、キャバレーやスナックなどの遊興施設、結婚式場などの集会場。なお、宅配やテイクアウトサービスは対象外となります。

営業する際には、業種別ガイドラインを遵守するよう要請しています。

 

1つのテーブルへの案内は「4人」まで

また、同一グループの同一テーブルへの案内について、「4人以内」にするよう要請しています。

認証店で、もし20歳以上の大人が5人以上来店した場合は、別々のテーブルに分けて案内するなどの対応を求めています。

ただし、「対象者全員検査」制度を活用し、全員の陰性の検査結果を確認した場合には、同一グループの同一テーブルへの「5人以上」の案内を可能としています。

東京都が提示した例(15人グループの場合)

  • パターン(1) 4人以内の複数のグループに分け(例:4人グループ×3、3人グループ×1)、別々のテーブルに案内する。
  • パターン(2) 5人以上のグループ(例:12人グループ)と4人以内のグループ(例:3人グループ)に分け、別々のテーブルに案内する。この場合、5人以上のグループのテーブルについては、全員(例:12人)の検査の陰性結果を確認することが必要という。
  • パターン(3) 5人以上のグループ全員(例:15人全員)を一つのテーブルに案内する。しかし、この場合は、全員(例:15人)の検査の陰性結果を確認することが必要という。

認証を受けていない店で5人以上のグループが来店した場合は、「4人以下」の複数のグループに分けて別々のテーブルに案内するよう求めています。

 

子ども連れや介助が必要な人は、人数にカウントする?

東京都は、子どもや介助者についても、人数カウントに含めるとしています。

一方で、「同一のテーブルに案内しなければならないやむを得ない理由がある場合には、未成年の子どもや、介助者は、人数カウントに含めません」としています。

 

カラオケ店は?

東京都は、カラオケ店に利用自粛を要請していません。

しかし、カラオケ整備を使用する場合には、「利⽤者の密を避ける」、「こまめな換気を行う」、「マイク等の消毒を行う」「業種別ガイドラインの遵守」など、感染防止策を求めています。

 

【参考資料】