第24回「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」が7月11日から、シネマート新宿とスパイラルホール(表参道)で開催される。LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどのセクシュアル・マイノリティ)をテーマに、世界各国の最新映画14作品を上映する。
カンヌやベルリンなどの国際映画祭の出品作で、ほとんどが日本初上映。来場者の約3分の1は非当事者で、セクシュアリティに関わらず楽しめる映画祭となっている。
同映画祭の運営委員会代表の宮沢英樹さんは、セクシュアリティの在り方は様々だとして「みんなで映画を楽しんでほしい」などと、公式サイトで以下のようにコメントしている。
昨今ではLGBT(レズビアン/ゲイ/バイセクシュアル/トランスジェンダーの頭文字)と簡単に略されることもありますが、人それぞれ、自身に宿るセクシュアリティの在り方はさまざまで、簡単に区分けできない人も多くいます。(中略)
あなたの隣で映画を見ている人は、
レズビアン? ゲイ? バイセクシュアル? トランスジェンダー? それともヘテロセクシュアル(異性愛者)?
それは、あなたにとって何か問題でしょうか?
私たちの映画祭はセクシュアリティをテーマにしながら、そのことを少しだけ感じて、また少しも気にせずに、みんなで映画を楽しんでほしいと願っています。
以下に公開作品、および放映時間を紹介する。
2015年に入り、日本も東京都渋谷区の同性パートナーシップ条例をきっかけに世間の関心も高まっており、4月に開催された「東京レインボープライド2015」には2日間で約5万5000人が来場した。
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