秋葉原から羽田まで、旅客船で結ぶ試みが始まる。東京オリンピックに向けて外国人観光客を誘致するのが狙いで、9月19日から26日にかけて、国土交通省などが実際に船を運航して実証実験をする。15日にはメディア向けの試乗会があり、ハフポスト日本版も参加した。
このときは秋葉原から出発するルート。万世橋の船着場から、定員約40人の小型船2隻に分乗して、神田川を下っていく。柳橋では舟宿で三味線のおもてなし。隅田川を経て東京湾のレインボーブリッジをくぐり抜ける。京浜運河を通って天王洲ヤマツピアで休憩を挟んでから、川沿いを走る東京モノレールを横目に羽田空港船着場に到着した。
時速20kmほどのゆっくりした船旅で行程は約2時間半。電車と比較すると5倍も時間がかかる。しかし、都心の30以上の橋をくぐる船旅は旅情感たっぷり。伝統と未来が同居した東京の街並みを堪能できるのが魅力だ。
国土交通省の資料に添付された航路図
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