時天空に見舞金、全力士が賛同 悪性リンパ腫で闘病「一丸となって支える」

白鵬と日馬富士が力士全員を集めて趣向を説明したところ、全力士が賛同した。

大相撲の関取衆でつくる力士会は4月20日、悪性リンパ腫で闘病中の大相撲の元小結・時天空(36=時津風部屋)に、見舞金を出すことを決めた。会長職を交代した白鵬と日馬富士が提案。力士全員を集めて趣向を説明したところ、全力士が賛同したという。毎日新聞などが報じた。

時天空はモンゴル出身。2014年に日本国籍を取得した。2015年名古屋場所中から肋骨付近の痛みを訴え、同秋場所後の検査で腫瘍が見つかった。入退院しながら治療に専念しているという。

見舞金は力士1人につき2万円ずつ。時天空と同じくモンゴル出身の日馬富士(32)は見舞金について、「大きな病気ですから。一丸となって、少しでも(時天空を)支えられれば」と話した。

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