TOKIO、福島応援CMの出演料は0円 「僕らも村をなんとかしたい」

TOKIOが福島県の農産物をアピールするCMに、ノーギャラでの出演を引き受けていた。「村をなんとかしたい」という思いがあったという。
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福島県

男性アイドルグループのTOKIOが7月30日、福島県の農産物をPRするCMの仕事を「出演料0円」で引き受けていたことを明らかになった。TOKIO側は「もう応援してくれなくていい、と断られるまでずっとやらせてください」と話しているという。

この日、福島県はTOKIOのメンバーが出演する2つの新CM、「あかつき 30秒」篇と「南郷トマト30秒」篇を公開。都内で新CMの発表会を開いた。

スポニチによると、発表会で同CMを手がけたクリエイティブディレクターの箭内道彦(やない・みちひこ)氏(51)が突然「書類を見て、驚いたことにTOKIOの出演料は0円」と告白。「福島への恩返しだと言って下さって。本当に気持ちで福島を応援してくれている」と明かしたという。

TOKIOは日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』の“DASH村”企画で福島にゆかりがあることもあり、東日本大震災後の2012年にCMキャラクターに就任。以来、福島県の農産物の安全性をアピールしてきた。そのCMの出演料がノーギャラだったという。

TOKIOの心意気に刺激されて、箭内氏自身も「0円」で仕事を引き受けた。発表会で箭内氏は「ご本人たちからは言えないだろうし、福島からも言いずらいことだと思ったので、誰かに怒られるかもしれないけど、言ってしまいました」と胸の内を明かした。その後、発表会に登場したTOKIOの松岡昌宏(38)は、「僕らもどこかで村をなんとかしたいという気持ちがあるので、これからも共に頑張って行きたい」と意欲を見せた。

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