トイレットペーパーの向きで全米が大激論 だけど日本じゃ心配ご無用(画像)

トイレットペーパーの向きは表向きにするべきか、裏向きにするべきか。トイレでの習慣についてのこの終わりなき論争は、実は100年以上も前に答えが出ていたようだ。
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トイレットペーパーをホルダーにセットする方法は、2通りある。表向きか、裏向きかだ。表向き(Over)とは、ペーパーを上から回すセットの仕方、裏向き(Under)とは下から回すセットの仕方だ。

写真左から1番めと3番目が表向き、2番めと4番めが裏向き

日本のトイレットペーパーのホルダーはだいたい上蓋が付いている。だからトイレットペーパーは表向きにセットするのが当たり前だ。しかしアメリカのトイレのホルダーには蓋がないため、表向きにセットするのか、裏向きにセットするのかがいつも議論の的となる。

トイレットペーパーの向きは表向きにするべきか、裏向きにするべきか。トイレでの習慣についてのこの終わりなき論争は、実は100年以上も前に答えが出ていたようだ。

1891年にニューヨークの実業家セス・ウィラー氏によって取得された特許によると、トイレットペーパーは「表向き」に取り付けられるべきだという。(もしあなたが「裏向き」派なら、家に帰ったらすぐに向きを直すべきだろう。)

作家のオーウェン・ウィリアムズが、この「発見」をツイッター上に投稿した。投稿にはウィラー氏が取得したトイレットペーパーの特許の画像が添付されている。

トイレットペーパーの「表向き」vs「裏向き」論争はこの特許が終わらせてくれそうだ。

この特許を取得した「アルバニー製紙会社」のウィラー氏は、今日我々が使っている「ミシン目」のついたトイレットペーパーの生みの親でもある。1871年に、アルバニー製紙会社はトイレットペーパー(当時は「ラッピングペーパー」と呼ばれていた)に切り離しやすいミシン目をつけるというアイディアで特許を取得した。

ウィラーの特許証には「私の発明は、ラッピングペーパーのシートとシートの間にミシン目を入れることで、切り離しを容易にしたことに特徴がある。これは新製品たり得るものだ」とある。

この論争が終わりを迎えたということは、私たちは次の論争に移ることができそうだ。「1枚重ね」か「2枚重ね」かというものだ。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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