オーエンスさんのインスタグラムは、お菓子の袋のようだ。カラフルで楽しいフレーバーに満ち溢れている。
26歳のメイクアップ・アーティスト、ティム・オーエンスさん(@Skelotim)は、スナック菓子に発想を得たメイクの数々をインスタグラム上で披露し、人気を博している。カラフルなアメリカのスナック菓子のパッケージが、お菓子好きのオーエンスさんにとってインスピレーションの源となっているようだ。
過去8年間、自分の顔に濃いめのメイクアップを施してきたオーエンスさんだが、8カ月ほど前のある朝、化粧をしていた時にこのアイデアが浮かんできたという。
「ある日、チートスを食べながら自分のメイクアップをしていたときにふと思ったんです、『自分の顔にこれらの色を塗ったら、凄い感じになるんじゃないか』って。僕は大胆なメイクアップが大好きだから」と、オーエンスさんはハフポストUS版に対して語った。
「さっそく実行して、インスタグラムに投稿してみたら、みんなが強い関心を持ってくれたんですよ」
「文字通り、僕はスナック菓子なしでは生きていけません」と彼は語った。「永遠にデブなんだろうという事実は受け入れてきましたが、スナック菓子がある限り、僕はOKなんですよ」
オーエンスさんはジャンクフードを愛してやまないようだが、彼のメイクアップの腕は一流だ。オーエンスさんは、アイメイク用ではアナスタシア・ビバリーヒルズ製品、リップメイク用ならカラーポップ・コスメティックス製品を愛用していると語ってくれた。
「このリキッド・リップスティックは、本当に凄いですよ。とっても大胆だし、着色も綺麗だし、あらゆる種類の脂っこいスナック菓子を食べていても、剥がれ落ちませんからね」
最新の作品が、彼のお気に入りだという。印象に残るような外観を作り出すため、彼はスナック菓子「タキス」の袋から、明るい紫と黄色を取り入れた。
「色が凄く大胆で、独特だから、暗闇でも本当に目立ちますね」
オーエンスさんは近い将来、ビールの缶やボトルから色を取り入れることも計画中だという。
「世界は広いんだから、『こんなメイクだってアリなんだ』というメッセージを、みんなに伝えたいと思うんです」
オーエンスさんは、YouTubeへの進出も含めて、今後もいくつかの計画があることを語ってくれた。彼のファンがオーエンスさんのメイクや彼の明るい人柄について、もっとよく知ることができるようにだ。
「アートについてだけでなく、自分を受け入れてあげるということについても、世界中の人々に伝えたい」とオーエンスさんは言う。彼は他人が自分のことを悪く言おうと、あまり気にしすぎないようにしているという。
「僕は自分の欠点をすべて受け入れていますし、その欠点について冗談を言ったりもするんですよ。なぜって、その方が気持ちが楽だからです。そして、もっとたくさんの人にそうあって欲しいと願っています」
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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