九州から東海は激しい雷雨の恐れ

九州から東海、北陸は、カミナリを伴って激しく降る所があるでしょう。特に、九州北部と四国では、昼前にかけては、局地的に1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込みです。
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九州から東海、北陸は、カミナリを伴って激しく降る所があるでしょう。特に、九州北部と四国では、昼前にかけては、局地的に1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込みです。

きょう午前3時ごろ、長崎県の対馬空港付近では1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、

50年に一度の記録的な大雨となっているところがあると、

長崎地方気象台で「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

対馬空港のアメダスでも、

午前2時57分までの1時間に93ミリの猛烈な雨が降り、観測史上一位の記録を更新しました。

今日は、前線が東シナ海から西日本に延びており、九州の西の低気圧が北東に進むでしょう。

九州から東海には、湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

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九州から東海、北陸は、カミナリを伴って激しく降る所があるでしょう。

特に、九州北部と四国では昼前にかけては、

局地的に1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込みです。

明日(2日)午前6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、

九州北部地方、東海地方  150ミリ

四国地方、近畿地方    120ミリ

九州南部、中国地方    100ミリ の見込みです。

大雨による低い土地の浸水、河川の増水やはん濫、土砂災害に厳重に警戒してください。

また、カミナリの鳴る所があるので、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。

関東や東北も曇りや雨で傘が手放せないでしょう。

北海道と沖縄は晴れ間が出ますが、急な雨に注意が必要です。

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日中の気温は全国的に昨日と同じか、高くなる所が多いでしょう。

東京は27度と、昨日より3度高くなる予想です。

東北や北海道でも25度を超える所が多くなるでしょう。

朝晩は涼しくても、日中は蒸し暑く感じられそうです。

食品も傷みやすくなってきますので、

食べ物の管理にも注意してください。

【関連リンク】
安西浩子

気象予報士 ファスティングアドバイザー

2002年に気象予報士に転身。NHKラジオ「あさいちばん」を始め、文化放送、NST新潟総合テレビ、NHK水戸放送などで気象キャスターとして経験を積む。

子供の頃は喘息が酷く、台風が沖縄付近に近づくと発作が起きるので、母からは天気予報の人みたいと言われて育ちました。20代は花粉症に悩まされたり、病気の絶えない日々を送る中、食改善をし、様々な不調を克服。

季節の野菜を食する日本食が、日本の激しい季節変化にも耐えうる元気な体を作ると身をもって体験!

そんな経験から、現在はファスティングアドバイザーとしても活動中。