カンヌ映画祭、是枝監督「そして父になる」に審査員賞【画像】

フランスで開催中の第66回カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督(50)の「そして父になる」が審査員賞を受賞した。朝日新聞デジタルなどが伝えた。三池崇史監督(52)の「藁の楯 わらのたて」は...
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CANNES, FRANCE - MAY 26: Director Hirokazu Koreeda on stage after 'Soshite Chichi Ni Naru' receives the Prix Du Jury at the Inside Closing Ceremony during the 66th Annual Cannes Film Festival at the Palais des Festivals on May 26, 2013 in Cannes, France. (Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images)
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フランスで開催中の第66回カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督、福山雅治さん主演の「そして父になる」が審査員賞を受賞した。朝日新聞デジタルなどが伝えた。三池崇史監督(52)の「藁の楯 わらのたて」は受賞を逃した。

時事通信によると、日本作品の同賞受賞は1987年の故三國連太郎監督「親鸞 白い道」以来26年ぶり。最高賞「パルムドール」は「アデルの人生」(アブデラティフ・ケシシュ監督)が受賞した。

是枝監督の喜びの声を時事通信が次のように伝えている。

授賞式で是枝監督は「出演者、スタッフと喜びを分かち合いたい」と笑顔でコメント。親子の絆を描く作品を作るきっかけになったとして「父と母、そして僕を父親にしてくれた妻、娘に感謝します」と話すと、会場から拍手が湧いた。

是枝監督は2001年の「DISTANCE」でカンヌ映画祭長編コンペ部門に初参加。04年の「誰も知らない」で主演の柳楽優弥さんが男優賞を受賞している。(時事ドットコム 2013/05/27 06:11)


「そして父になる」は6年間育てた息子が、病院で取り違えられた他人の息子だったと判明した夫婦の物語。「血か、愛した時間か―突き付けられる究極の選択を迫られる二つの家族。今この時代に、愛、絆、家族とは何かを問う、感動のドラマ」(ギャガホームページより)。福山雅治さんのほか、尾野真千子さん、真木よう子さん、リリー・フランキーさんらが出演している。

※内容を追加し、アップデートしました。

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