スタジオジブリ・宮崎駿監督の「風立ちぬ」が、米アカデミー賞の前哨戦となるニューヨーク映画批評家協会賞で、最優秀アニメ賞を獲得した。主催元のニューヨーク映画批評家協会が発表した。
「風立ちぬ」はゼロ戦を設計した堀越二郎の半生を描いた作品。宮崎監督はこの作品を最後に、長編アニメーション映画からの引退を発表している。
過去、ニューヨーク映画批評家協会賞の最優秀アニメ賞を受賞した「千と千尋の神隠し」「Mr.インクレディブル」「ハッピー フィート」「ウォーリー」が翌年のアカデミー賞も受賞しているため、「オスカーの前哨戦」と言われている。
宮崎監督がニューヨーク映画批評家協会賞を受賞するのは2002年の「千と千尋の神隠し」、2005年の「ハウルの動く城」につづいて3度目。
アカデミー賞は2014年1月16日にノミネート作品が、3月2日に受賞作品がそれぞれ発表される。
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