赤ちゃんがいる母親は一晩中、寝不足になりながら頭の中でこんなことを考えています

これが新しく母親になった女性がある夜、頭の中でこんなことを考えていたという記録です。
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Ghislain & Marie David de Lossy via Getty Images
Mother breastfeeding with television

母親になった女性は、あまりよく眠れません。まさにそれが現実なんです。そして、母親になった女性は、いろいろと変なことを考えるようになります。睡眠不足だったり、自分のやっていることが何だかよく分かっていなかったりといった理由もありますが、一番の理由は、いろんなことがおっかなくてしょうがないんですね。

私は初めて母親になったんですが、この7カ月間、自分の頭に思い浮かんだバカみたいな考えを記録する装置があればいいな、と何度も思っていました。特に夜ですね。もう1回寝ようとする前に、もうちょっとだけ長く赤ちゃんを寝かせてください、と神さまにお願いしたり、初めての授乳する前にジムに行こうかしらと思ったことまで、いろいろ考えてきました。

(だから言ったでしょう......バカみたいな考えだって)

これが新しく母親になった女性がある夜、頭の中でこんなことを考えていたという記録です。

9:00 p.m. 「疲れた。とにかく早く寝たい」

10:30 p.m.「またあの子お腹すかせてるの? もう?」

11:30 p.m.「よしよし、いい子ね、早くしましょう...」

11:35 p.m.「とっても可愛いわ。こういう時間って大好き」

11:45 p.m.「最低でもこの子が2時間寝てくれないとね。今私が寝れたら、明日は仕事に行けて、スーパーに行けて、この子と散歩にも行けるんだけどなあ」

1:00 a.m.「もう?」

2:00 a.m.「ヤバイ! おっぱいをあげながら寝てた! よかった...膝から落ちてなくて...」

2:05 a.m.「お願い、このまま朝まで寝てて」

2:45a.m.(赤ちゃんの咳が聞こえる)「何?」(泣き出すかどうか待ってみる。泣かない。)「もし喉に詰まらせててたら? 詰まってはない。詰まってないか確認したいけど」

2:46 a.m.「あ、ミルクの後にゲップさせるのを忘れてた。寝てる間に吐き出して、何も音がしなくて、この子に異変があるのに気づかなかったらどうしよう?」

2:47 a.m.「確認するのをさぼって、この子が喉を詰まらせてたら自分が許せなくなる。このまま起きてる方がましね」

2:48 a.m.(息をしてるのを確認するため、鼻の下に指を付けた後で)「ああ、よかった」

3:25 a.m.(モニターのすすり泣きを聞いて)「お願いだから起こさないで、もうほんとにお願い」

3:28 a.m.(赤ちゃんが泣いている)「もーーう」

3:50 a.m.「お願い、お願い、おねがーい! さっさと寝てちょうだあああい!」

4:00 a.m.「寝てたらこんなにかわいくて穏やかなのにね。もうちょっとトントンしてあげようか...」

4:10 a.m.(ベッドに戻る)「......疲れた」(赤ちゃんが泣く)

4:10 a.m.「ハァ......」(ため息)

4:15 a.m.「よかった、おしゃぶりが欲しかっただけなんだ」

4:15 a.m.(5分間モニターを見て赤ちゃんが寝てるのを確認。よし寝てる。ベッドに戻ろう)

4:21 a.m.(赤ちゃんが泣きだす)

4:22 a.m.「マジで? この子、第六感で私が寝ようとしてるのが分かるんじゃ...」

4:24 a.m.(おしゃぶりに戻る)

4:28 a.m.(モニターでおしゃぶりをしゃぶっているのが聞こえる。赤ちゃんが泣きだす)

4:30a.m.「おしゃぶりマジでいや」

5:00 a.m.「どうしてミルクを飲むのにまた起きなかったんだろう? 音も立てなかったし、確認したほうがいいかも」

(指を赤ちゃんの鼻の下に当ててみる。息をして寝ている)

5:01 a.m.「大好きよ、本当に」(ちょっと泣く)

5:05 a.m.(自分に対して)「何で今泣いてるの? 何でこの子のそばで突っ立って眺めてるの? この子が寝てるときに自分も寝ないと!」

5:09 a.m.(赤ちゃんが泣く)

5:10 a.m.「お腹がすいたのね、わかったわよ」

5:11a.m.「何で旦那はこの子の様子を見に1回も起きてこないわけ? 私の様子も見なくていいのかしら?」

5:15 a.m.「今日はスーパーに行くだけにして、散歩は明日にしたほうがいいかな」

5:25 a.m.(赤ちゃんがミルクを飲みながら寝る)

5:26 a.m.「寝てると本当にかわいいわ。すっとこのままでいたい」

5:30 a.m.「オムツを替えとこうか。でも起こしたくないなあ。もうちょっとこのままでもいいか」

(赤ちゃんを寝かせ、ベッドに戻る)

5:40 a.m.「でも汚れたオムツで気持ちが悪かったらどうしよう? 替えといた方がいいかな」

5:45 a.m.「マジで何で旦那は朝まで1回も起きてこないのよ? あの野郎!」

5:50a.m.「すごい、ぐっすり眠ってる。よしよし。朝はこの子とお話できないわね。ああ、もう朝か。ずっと起きてたんだった」

6:00 a.m.「今すぐ起きてシャワーを浴びよう」

7:00 a.m.(モニターでうめき声が聞こえる。赤ちゃんがおくるみから逃げ出そうとしているので見に行く)

7:02 a.m.(赤ちゃんの部屋に行く。世界最高の笑顔を見せてくれて、2時間くらいしか寝ていないことも忘れてしまった。つい最近、寝そうになったら小人に引き渡すと約束したんだった)

「おはよう! 昨日はよく寝れた? 本当に大好きよ」

7:05 a.m.「今日は外に出ないで家にいよう...」

このブログはハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。