3月29日に死去したコメディアンの志村けんさんへの追悼コメントを、志村さんが所属するユニット「ザ・ドリフターズ」のメンバー3人が発表した。志村さんと3人が所属する芸能事務所「イザワオフィス」が公式サイトに3月30日に掲載した。
志村さんは、3月17日に倦怠感の症状があったため自宅静養し、19日に発熱・呼吸困難の症状を訴えていた。20日に都内病院に搬送され、重度の肺炎との診察を受けたという。同日から入院し、23日に新型コロナウイルス検査の結果、陽性が判明した。
イザワオフィスによると、志村さんは3月29日午後11時10分に 新型コロナウイルス肺炎のため、70歳で死去したという。ザ・ドリフターズを構成するメンバー5人のうち、いかりや長介さんは2004年3月に死去していた。
今回コメントを発表したのは、ドリフのメンバーである加藤茶さん(77)、仲本工事さん(78)、高木ブーさん(87)の3人。コメント全文は以下の通り。
■加藤茶さん
「ドリフの宝、日本の宝を奪ったコロナが憎いです。皆さんも身近に感じて、気を付けてくださるようお願い致します」
■仲本工事さん
「ドリフも順番に逝く歳になったとは思ったけど、一番若い志村が⻑さんの次になるとは、、、。非常に悔しいです」
■高木ブーさん
「志村早すぎるよ、俺より先に逝くなんて。3年前に、久しぶりにドリフでコントやった時、『高木さんも80歳過ぎて、頑張ってるんだから、自分も頑張らなきゃなぁ』って言ってたよね。また一緒にコントやりたかったのに。心よりご冥福をお祈り申し上げます」