アメリカ・テキサス州の小学校で5月24日、銃撃事件が発生した。これまでに児童19人と大人2人の死亡が確認されている。
事件が起きたのは、2年生〜4年生の児童が通うロブ小学校だ。
小学校のあるユバルディ郡は、サンアントニオの約80マイル西側の位置し、多くのメキシコ系アメリカ人が住んでいる。
テキサス州警察は、発砲したのはユバルディ郡在住で18歳のサルバドール・ラモス容疑者だと発表した。
グレッグ・アボット州知事は24日の記者会見で、ラモス容疑者は駆けつけた警察官に射殺されたと述べた。
ラモス容疑者は車を乗り捨て、拳銃を持って小学校に侵入したという。ライフルを持っていたとの情報もあるがまだ確認されていない。
さらに、小学校に向かう直前に自身の祖母を殺害したと報告されている。
警察が現場を捜索して、他にも容疑者や関係者がいないか調べている。
今回の事件の犠牲者数は、学校での銃乱射事件としては、2012年のコネチカット州サンディフック小学校に続いて最多となった。サンディフック小学校銃乱射事件では、子ども20人と大人6人が死亡した。
ユバルディ郡選出のローランド・グティエレス州上院議員は、「ここはテキサスの美しく小さな街です。こんなことが起きるなんて想像もできません……。親や家族、コミュニティの皆さんことを考えてショックを受けています。私の思いは彼らと共にあります」とハフポストUS版に語った。
【UPDATE】2022年5月25日13時22分
犠牲者の数を更新しました。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。