11月27日に誕生日を迎えた音楽プロデューサーの小室哲哉さんが、自身のInstagramを更新し、漫画家の浦沢直樹さんからもらったというイラストを公開した。
イラストには、浦沢さんの代表作『20世紀少年』に登場するキャラクター「ともだち」が、「こ~む~ろ~さ~ん お~たんじょ~び~ お~め~で~と~」と小室さんを祝う様子が描かれている。
小室さんと浦沢さんは同じ中学の先輩と後輩という関係で、意外な絆がある。
『20世紀少年』の冒頭は、主人公のケンヂが昼休み、学校の放送室からロックバンドT-REXの「20th Century Boy」を流すシーンからはじまる。
このシーン、実は浦沢さんの中学校生活の実体験を元にしたもので、当時は「これをかけたらえらいことになる。革命を起こしてやる」と意気込んで、この曲をかけたのだという。
小室さんはこの時、浦沢さんと同じ府中第四中学校に通っており、さらに放送部に在籍していた。『20世紀少年』の冒頭シーンを読み、「自分のことが書いてある」と感じた小室さんが浦沢さんに手紙を送り、ふたりが当時同じ空間にいたことが判明したという。
これをきっかけに、アーティストとして稀有な才能を持ったふたりの交流が始まった。
ふたりの"絆"を感じられるプレゼントに、「素晴らしいトモダチですね」「素敵なプレゼントですね」などのコメントが寄せられている。
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