人々が電気自動車に対して抱く不満の多くは、航続距離への不安や充電完了までの待ち時間の長さであって、プラグをコンセントに差し込むという肉体的動作についてはさほど問題にならないだろう。しかし、その作業に煩わしさを感じている購入者のために、テスラモーターズCEOのイーロン・マスク氏は、かなり突飛な(だけど、もしかしたらクールな)解決策を明かした。
マスク氏は、同社が新型の充電器の開発に全力で取り組んでいることを自身のツイッターで報告。それは「金属製ヘビ」のようなチャージャーが、ガレージの壁から自動的に出現してクルマに接続し、充電を開始するのだそうだ。また、この技術は新型モデルだけでなく、全てのテスラ製モデルで使用可能になるとツイートしていたが、後にその投稿は削除されてしまった。
この自動プラグイン充電について、マスク氏は全輪駆動式「モデルS P85D」の情報公開の時に「そのような取り組みをするだろう」と仄めかしたものの、多くは語らなかった。詳細はいまも明らかになっていない。だが、ロボットのヘビのようにクネクネと動く充電器がガレージにいるなんて、悪夢のように恐ろしくもあり、ものすごくクールでもある。実際に見るのが待ち遠しい。
By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
(2015年1月7日Autoblog日本版「【レポート】テスラが、まるでロボットのヘビのように動く自動充電器を開発中!」より転載)
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