[ロサンゼルス 30日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズは、家庭・法人・電力会社向けの蓄電池「テスラ・エナジー」を発表した。
マスク最高経営責任者(CEO)が、カリフォルニア州ホーソンにあるテスラのデザインスタジオで記者会見した。同CEOは「われわれのゴールは、世界がエネルギーを利用する方法を根本的に変えることだ。世界のエネルギー・インフラを完全に変えることだ」と強調した。
そのうち、家庭用の蓄電池の名称は「パワーウォール」。設置業者向けの販売価格は、10キロワット時のモデルが3500ドル、7キロワット時のモデルが3000ドル(インバーターや設置費用は除く)。
テスラは、蓄電池事業の粗利益率は第4・四半期は低水準にとどまるが、着実な成長を続け、来年には採算性が好転すると予想している。
調査会社IHS・CERAによると、世界の蓄電池産業は12年は2億ドル規模だったが、17年までに190億ドルに成長する見通し。
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