東京で大規模停電、一時35万軒 埼玉の東電施設から激しい黒煙【UPDATE】

10月12日午後、東京都で大規模な停電が発生した。杉並区・練馬区・中野区などで一時、約35万2000戸が停電した。
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Twitter/hihami_tukihami

10月12日午後、東京都で大規模な停電が発生した。杉並区・練馬区・中野区などで一時、約35万2000戸が停電した。NHKニュースなどが伝えた。

東京電力の停電情報によると午後4時24分現在、約800軒が停電しており、東京電力が原因を調べている。

停電の影響で、西武新宿線や西武池袋線都営大江戸線などの交通機関に影響が出ている。

Twitter上では、停電を報告する投稿が相次いでいる。

■埼玉県新座市 東京電力の関係施設から煙

NHKニュースによると、同日午後2時49分ごろ、埼玉県新座市にある東京電力の関係施設から煙が出た。東京電力によると、新座市野火止7丁目付近の電気を送るケーブルが入っている地下の施設で、火災を知らせる警報が鳴ったという。

現場では、道路下の送電線が焼け、通気口から激しい煙が出ているという。都内で発生した大規模停電との関連性は現時点ではわかっていない

東京電力は、新座市の新座変電所と東京・豊島区にある豊島変電所の間をつなぐ送電線にのトラブルがあったとみている

Twitter上では、煙を上げる東電施設の様子を撮影したと思われる動画や画像が投稿されている。

【UPDATE】10/12 16:56

菅義偉・官房長官は午後4時過ぎの記者会見で、東京都内の大規模停電について「午後3時48分、全て解消した」と発表した。停電とテロとの関連の可能性については、「現在、事実関係を確認している」と述べた

【UPDATE】10/12 16:58

共同通信は東京電力の情報として、都内で発生した大規模停電の原因は「東電関連施設地下にある送電線の火災が原因とみられる」と伝えた。

【UPDATE】10/12 18:53

朝日新聞デジタルは東京電力の情報として「人為的なものではなく、自然発火とみられる」と報じた。