冷たい飲み物が恋しい季節がやってきた。しかし、飲料を冷やして売るのが当たり前だと思っていたコンビニで、常温の飲料を売る動きが出ているという。
朝日新聞によると、東京都港区のデイリーヤマザキ京王品川ビル店は、弁当コーナーに「冷やさず飲みごろ。常温もおすすめ」というポップを出し、ペットボトル555ミリリットルの水と、500ミリリットルのお茶が冷やさないまま販売されている。
全国に約1600店を展開するデイリーヤマザキは、7月1日から約600店に常温の水をお茶を並べるコーナーを導入する。
同社が参考にした大手飲料メーカーのアンケートによると、冷たい飲料よりも常温の飲料がいいという人が4割いた。「水滴でかばんが濡れるのが嫌」「美容・健康のため」という意見や、薬を服用するため常温の方がいいという人も多い。
体が冷えるため冷たいものを飲まないようにしている人もいるようだが、Twitterでも、冷たい飲み物に対して冷たい意見も。
冷やす方が冷蔵庫などの設備が必要なので費用や労力がかかる分、冷やされていないと少し損をしたような気分になりそうだが、その中で常温飲料のニーズがこれほどあるというのは意外な事実かもしれない。
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