東日本大震災の際に外部電源を喪失した第一原発は1号機、3号機と爆発し、4号機は水素爆発を起こした。
投稿後、「不謹慎だ」という批判が殺到し、東電は投稿を削除。謝罪文を出すと共に、「#工場萌え」を削除した上で同じ内容を再投稿した。
東電の担当者によると、もともとは設備や技術を伝えるためにSNSの運用を開始したという。
多くの人々に情報を届けるために、以前から「#工場萌え」というハッシュタグを利用していた。
広報担当内では投稿内容のダブルチェックも実施していたが、「配慮不足」で今回の投稿に至ったという。
ハッシュタグは削除したものの、写真や投稿自体を残していることに対しては、「設備や技術を伝えるために必要なこと」と語った。
東電は以前にも福島第一原発の写真に「#工場萌え」を付けて投稿していた。
しかし、今回の騒動を受けて該当する投稿のハッシュタグを削除した上で再投稿している。
「工場萌え」とは工場の夜景などが美しい様子を指す言葉。2007年に写真集「工場萌え」(東京書籍)が出たことで、一般的に使われるようになった。