電力会社6社と、大手都市ガス4社が11月28日、2014年1月から電気・ガス料金を値下げすると発表した。火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)の下落によるものだという。時事ドットコムなどが報じた。
東京、関西など電力6社は28日、2014年1月の電力料金を値下げすると発表した。原発を代替する火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)の価格が下落したためで、標準家庭で東電は47円、東北、中部、関西、中国、九州の5電力は18~57円値下げする。都市ガス大手4社も3カ月連続で一斉に値下げする。
(時事ドットコム「電力6社、ガス4社値下げ=LNG安を反映-来年1月」より 2013/11/28 17:34)
一方、液化天然ガス(LNG)をほぼ使用していない電力会社4社は値上げするという。
LNGをほぼ使用していない北海道電力、北陸電力、四国電力、沖縄電力の4社は値上げする。上げ幅は北海道電の13円が最大。
(MSN産経ニュース「電気・ガス料金、来年1月は小幅値下げ相次ぐ - MSN産経ニュース」より 2013/11/28 16:08)
NHKニュースによれば、各電力会社とガス会社が発表した1月からの値下げ幅は以下の通り。電気・ガス料金は、燃料の輸入価格の変動をもとに毎月、見直されている。
値下げの幅は、電気の使用量が平均的な家庭で東北電力が28円、東京電力が47円、中部電力が57円、関西電力と中国電力が21円、九州電力が18円となっています。
一方、原油の輸入価格は上昇したことから北海道電力が13円、北陸電力が9円、四国電力が6円、沖縄電力が9円、それぞれ値上げします。
(NHKニュース「電力6社とガス4社が値下げへ」より 2013/11/28 17:30)
※原発に代替する火力発電の燃料、液化天然ガスの価格下落により、電気・ガス料金が値下げします。あなたの声をお聞かせください。
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