前線の影響で雨の降る所があるでしょう。先週末は寒気の影響で北陸から北の日本海側でにわか雨や雷雨がありました。この週末は寒気ではなく、前線で天気の崩れる所がある見込みです。15日発表の予報で週末の天気を確認します。
16日金曜日 東海・関東 すっきりしない天気
本州付近は帯状の高気圧に覆われますが、はるか南にある台風との間に前線が発生する見込みです。
東海と関東は南海上の前線の影響を受け、一日雲に覆われて、所々で雨がパラつくでしょう。
土日 全国的な秋晴れにならず
【土曜日】
帯状の高気圧が弱まり、南海上の前線が北上する見込みです。四国から関東の太平洋側は雲に覆われて、関東を中心に本降りの雨となるでしょう。
【日曜日】
九州から東北は日中は広く秋晴れとなる見込みです。ただ、北海道はオホーツク海を進む低気圧から延びる前線が通過するため、雨の降る時間があるでしょう。
各地の天気
●北海道
土曜日は青空が広がるでしょう。山は紅葉がピークを迎えています。掃除や洗濯はもちろん、紅葉狩りにも最適な陽気です。日曜日は大体晴れますが、日本海側で一時的に雨が降るでしょう。風も強まるため、昼間も気温の割に寒く感じられそうです。風の通しにくい服装を選ぶとよいでしょう。
●東北、北陸
土日とも概ね晴れるでしょう。昼間は日差しがあって過ごしやすくなりそうです。ただ、日が暮れると気温がグッと下がるでしょう。内陸を中心に霜が降りるほど冷える所もある見込みです。一日の気温の変化が大きいため、体調を崩さないようお気を付けください。
●関東、東海
土曜日は雲に覆われて、雨が降るでしょう。沿岸部ほどしっかりとした雨雲がかかり、水たまりができるくらいになりそうです。七五三などで和服を着る方は裾に泥がはねないように静かにゆっくり歩いた方がよさそうです。日曜日は天気が回復し、お参り日和になるでしょう。
●近畿、中国、四国、九州
土曜日は太平洋側ほど雲が多いでしょう。日本海側ほどカラリと晴れる見込みです。日曜日はすっきりとした青空が広がるでしょう。朝は冷えますが、昼間は日差しがあると汗ばむくらいになりそうです。羽織る物やストールなどを使って、服装を上手に調節しましょう。
●沖縄
本島地方と宮古島地方、八重山地方は湿った空気の影響で土日とも雲が広がりやすいものの、晴れ間があるでしょう。大東島地方は土曜日は雨が降りやすい見込みです。風が強く、波はうねりを伴って高い状態が続くでしょう。海のレジャーは十分な注意が必要です。
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