インドに住む7歳の少年は4年間、顎の腫れや不快感に悩まされていたが、手術の結果、526本もの歯が口から取り除かれた。
顎骨内に出来た腫瘍に埋もれていた歯を取り除く手術はチェンナイ内の病院で行われ、手術は5時間に渡った。
この症状は「複雑性合成歯牙腫」として呼ばれており、2014年にムンバイで10 代の患者の口から232本の歯が取り除かれた類例がある。
手術が行われたサヴィース歯科大学のプラシバ・ラマニ歯科医師は「まるで貝の中にある真珠のようだった。一番小さいものでも、通常の歯と同じように歯冠や根っこ、エナメルのコーティングがあった。」と現地紙The Times of Indiaに語った。
センシル・ナーサン歯科医師は「腫瘍はとてもキレイに骨とは別れていて、3センチから4,5センチのものが右の下顎にあったが、完全に取り除けた」と言う。
「その後、取り除いた腫瘍から出てきたものを含めて、計526本の歯が取り除かれたんです」
ハフポストUK版の記事を翻訳しました。