ソチ・オリンピックの開会式前日のイベントに出演し、新譜を発表すると告知したばかりのロシア人女性のアイドルグループ「t.A.T.u」(タトゥー)が2月19日、早くも解散を表明した。t.A.T.uの公式Facebookは「チェコとスロバキアでのツアーなど、t.A.T.uのイベントは全てキャンセルされました」と告知した。
このFacebookにはメンバー2人のうち、レナの以下のようなコメントが掲載されている。
「ジュリアが私に対してひどい振る舞いをしたせいで、私たちの共同作業は絶対に不可能になりました。もし私がユーリャや、彼女のチームの言うことを聞かなければ、t.A.T.uは存続できないと言われました。その場合は、ジュリアは私の代わりに他の赤い巻き毛の女性を探すそうです。ファンの方々が望んでいたt.A.T.uの再結成が実現しないことを悲しく思います」
(2014年2月11日のt.A.T.uの公式Facebookの投稿より)
t.A.T.u.は、ジュリアとレナのデュオとして1999年に結成された。日本の女子高生風のコスチュームや、メンバー同士でキスするなどの際どい演出が話題を呼び、世界中で人気になった。2003年の初来日ではテレビ朝日系の音楽番組「ミュージックステーション」での生出演中に退席。お騒がせアイドルとしてイメージが失墜した過去がある。
2011年に解散したが、2013年10月にチョコレート菓子「スニッカーズ」のCMに出演するなど活動を再開。2月7日(ロシア時間)のソチオリンピック開会式前日の「プレショー」ではコンサートを披露。新譜のリリースと、チェコとスロバキアでのツアーを発表していた。
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