河野太郎氏のブログ、入閣で閲覧不可に 「今までは外から言っているだけだった」

10月7日に国家公安委員長として初入閣した衆院議員・河野太郎氏のブログ「ごまめの歯ぎしり」が、同日から「メンテナンス中」として閲覧不可能になった。
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10月7日に国家公安委員長として初入閣した衆院議員・河野太郎氏のブログ「ごまめの歯ぎしり」が、同日には「メンテナンス中」として閲覧不可能になった。

就任会見で河野氏は「今までは外から言っているだけだった。今度は政府内の議論でしっかりと言うべきところは言っていく」と、閲覧不可になった理由について言葉を濁した。

河野氏は自民党内きっての脱原発派として、ブログ上で安倍政権に対して厳しく批判してきた。朝日新聞デジタルは「河野氏の姿勢は今後、野党から追及の的となりそうだ」と報じている。

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10月7日以降は「メンテナンス中」となった河野太郎氏のブログ

■「外に向かっては政府の一員として……」

ニコニコ生放送によると、記者会見での詳しいやりとりは以下の通り。

—大臣のこれまでの主張についてお伺いしたいんですけど、大臣はこれまでご自身のホームページで、脱原発を主張してきました。去年は川内原発の再稼働について、「再稼働する前に使用済み核燃料を取るべきだ」と「闇雲に再稼働するのは無責任です」と書いていました。本日、ホームページからこの記述を削除、というかメンテナンスの状態になっていましたけども、どうしてなのかということと、今後もこうした主張は続けるんでしょうか?

河野氏:2012年の総裁選挙のときに、安倍晋三総裁候補は「将来的には原発の依存度を下げる」と一人はっきりおっしゃっていて、文章にもそう出ているわけで。ベクトルとしては同じ方向を向いてるんだろうと、私は思っています。今回、国務大臣というポストをいただきましたので、政府の中の議論に直接参加できるようになりました。これまでは外から言ってるだけでしたけど、今度は政府内の議論に参加できるようになったわけですから、政府内の議論で言うべきことはしっかり言っていくと思っていますが、政府の一員である以上、決まったことについては、それを誠実に実行することだと思っています。

そのように政府の中では真剣に議論し、外に向かっては政府の一員として、政府の政策を担いでいくことをやってまいりたいと思っております。

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