国民的な俳優として知られる高倉健さんが死去したことが報じられた11月18日、芸能界からお悔やみの言葉が相次いでいる。
■加藤登紀子さん「生きざまはバイブル」
歌手の加藤登紀子さんは「1960年代に青春を生きた私たち世代にとって、高倉健さんの生きざまはバイブルでした」と、その死を悼んだ。
1960年代に青春を生きた私たち世代にとって、高倉健さんの生きざまはバイブルでした。それはたった一人でも大きな力に立ち向かっていける人であること、必死で生きる全ての人に心を寄せる熱い人間であること、自分自身に厳しく、迷いながら生きるさすらいの心を持ち続けること。亡くなったことを知り、寂しさでいっぱいです。「居酒屋兆治」で妻の役をやらせていただいた思い出、何より大切に、心からご冥福をお祈りします。
(加藤登紀子「生きざまはバイブル」横尾忠則さん「僕にとって“事件”」スポニチ 2014/11/18 12:58)
■志村けんさん「悲しい 寂しい 辛い」
「鉄道員(ぽっぽや)」で共演した、お笑いタレントの志村けんさんは「悲しい 寂しい 辛い」というタイトルでブログを書き、初めて高倉さんと会ったときのエピソードを紹介。「なんと優しい心使い、有難うございました」と感謝の言葉を記した。
どんな言葉でも物足りない
温かい大きな手で握手して
よろしくお願いします。
生涯1番緊張して始めてお会いした時
楽屋に 何なりとお申し付け下さい
乙松より 綺麗な花がありました
なんと優しい心使い
有難うございました
心からご冥福を御祈り申し上げます
(悲しい 寂しい 辛い|志村けんオフィシャルブログ「Kens BLOG」 2014/11/18 13:38)
■広末涼子さん「力強く抱きしめてもらった」
同じく「鉄道員(ぽっぽや)」に出演した広末涼子さんも「ただただ、悲しくて、淋しいです」とコメントした。
「今もまだ信じられません。ただただ、悲しくて、淋しいです。健さんに、撮影現場で聞かせてもらった音楽、入れてもらった珈琲、かけていただいた優しい言葉たち、背筋の伸びた大きな体で、力強く抱きしめてもらった思い出…全て全部、忘れません」
(広末涼子さん「ただただ悲しくて淋しい」 NHKニュース 2014/11/18 15:08)
■陣内孝則さん「教科書であり、神様」
高倉さんと同じく福岡県出身の俳優、陣内孝則さんは共演の機会には恵まれなかったが、「手本であり、教科書であり、神様」と名優の死を悼んだ。
「若い頃、ディレクターさんに『もっと高倉健さんみたいに演技できないのか!』と怒鳴られたりした。(高倉さんは)手本であり、教科書であり、神様です」
(陣内孝則、“同郷”高倉健さんの死に沈痛「我々にとって神」 | ORICON STYLE 2014/11/18 15:24)
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