「タッキーありがとう あなたの笑顔を忘れません これからも応援します!」ーー。
12月31日で芸能活動を引退する滝沢秀明さんへの感謝を伝えたいと、新聞1面を使った全面広告が12月31日付産経新聞朝刊に掲載された。ファン1329人による、クラウドファウンディングで資金を募った意見広告だ。
滝沢さんへの感謝を伝えるために新聞広告を出そうとファンが動き、集まった金額は約400万円。滝沢さんが引退する12月31日に「タッキーありがとうの会」として、広告を出した。四つ葉のクローバーがデザインされ、「ずっと一緒に。」という言葉が添えられている。
「これまで数々の作品でファンを魅了してくれたタッキー。2018年12月31日、全国の滝沢秀明さんのファンの皆さんの想いを新聞広告という、ひとつの形にして、人生の節目を迎えるタッキーにありがとうを届けたいと思っています」
スポニチによると、プロジェクトは11月14日にスタート。一口3000円で、滝沢さんの 誕生日である3月29日の数字に1千枚を足した1329人を目標に募集を開始したところ、12月13日に目標を達成した。集まった金額は、398万7000円となった。
滝沢さんは、同じジャニーズ事務所の今井翼さんとの男性デュオ「タッキー&翼」(タキツバ)で活躍。しかし、2018年9月10日に同ユニットは解散、滝沢さんは年内いっぱいで芸能活動を引退するとしていた。
滝沢さんは今後、同事務所でタレント育成やプロデュース業など裏方の仕事に専念すると宣言しているが、12月31日には、事務所恒例の大みそか年越しライブ「ジャニーズカウントダウン2018-2019」で、タキツバが復活すると報じられている。
今回の全面広告プロジェクトは「もう一度、ステージ上での姿が見られるのはファンとして嬉しい限り」と発表。広告にも「Thank you for the last performance as TAKITSUBA」のフレーズも添えられた。
なお、ハフポスト日本版が入手した産経新聞・東京朝刊では今回の意見広告は、滝沢さんが主演を務める「連続ドラマW 孤高のメス」の隣のページに掲載されている。「孤高のメス」は、2019年1月からWOWOWで放送される。