大杉漣さん死去にビートたけし衝撃… 「全ての動きが止まっていた」と東国原英夫氏

映画『ソナチネ』『HANA-BI』など、北野映画には欠かせない名優でした。
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ビートたけし(左)と大杉漣さん
AFP時事/時事通信社

「300の顔を持つ男」として人気を集めた俳優・大杉漣さんの死去を受けて、芸能界では衝撃が広がっている。

映画『ソナチネ』『HANA-BI』『アウトレイジ』など大杉さんの出演作品を監督したビートたけし(北野武監督)は、訃報に接して「全ての動きが止まっていた」という。たけしと共に番組の収録に臨んでいた東国原英夫氏がTwitterで明かした。

東国原氏は「詳細はまだ分からないが、ご冥福をお祈り申し上げたいと思う」と、故人を偲んだ。

たけし軍団の一人、水道橋博士も「北野映画の最重要俳優」と、その死を惜しんだ。

大杉さんは1951年9月生まれ。徳島県出身。20代で俳優活動をはじめ『緊縛いけにえ』で映画デビュー。1993年の北野武監督作品『ソナチネ』で注目を集めた。

『犬、走る DOG RACE』(崔洋一監督)や『HANA-BI』で、日本アカデミー賞、キネマ旬報、ブルーリボン賞など数々の助演男優賞を受賞。日本を代表するバイプレイヤーとして、映画・ドラマ・舞台に多数出演。ナレーションでも活躍した。