11月1日のジュビロ磐田戦の森本貴幸 (Photo by Masashi Hara/Getty Images)
サッカーJ2の試合中にジェフ千葉のFW、森本貴幸が相手選手と激突し、救急車で運ばれるアクシデントに見舞われた。
11月23日、香川県立丸亀競技場で行われたカマタマーレ讃岐との試合での出来事だった。0-0で迎えた前半30分、千葉のGKの高木駿からのロングボールを、森本が讃岐のDF藤井航大と競り合った際に頭が激突。ピッチにたたきつけられて、体が動かせなくなった。
千葉だけでなく対戦相手の讃岐のサポーターからも「森本コール」が沸きおこるなか、救急車で搬送されたと、スポニチが報じている。
ピッチにはAED(自動体外式除細動器)も持ち込まれ、スタジアムは騒然。千葉サポーターに加えて讃岐のサポーターからも「森本コール」が起こる中、森本はようやく目を開け、手を動かす仕草もしたが、その後、ピッチ内に入った救急車で病院へ搬送された。そのため、試合は28分間中断。午後3時に再開された。
(千葉 森本 相手選手と激突 ピッチに救急車 昇格PO懸けた最終戦で ― スポニチ 2014/11/23 15:17)
千葉は前節まで4位。この日の讃岐戦は、J1昇格プレーオフ出場権をかけた重要な試合だったが、森本に代わってピッチに入ったFWケンペスの讃岐が前半ロスタイムに先制ゴールを決め、1―0で勝利した。ジェフ千葉は、勝ち点を68として、3位で3年連続のJ1昇格プレーオフ進出を決めた。
得点を決めたケンペスは森本の背番号11を指で示して無事を祈ったという。病院に搬送された森本は、検査の結果、幸いにも異常はなかった。
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